フィンガーボールの歴史

フィンガーボールの歴史

骨付き肉や海老やカニなどの甲殻類を食べるとき、ナイフやフォークを使って肉を骨から剥がせればいいのですが、上手くいかないときがあります。肉は骨の回りが美味しいですし、もし海老やカニの殻を剥がして出せば、身のみずみずしさが損なわれてしまいます。

 

そんなときに必要なのがフィンガーボールです。フィンガーボールは古代ローマ時代から使われ、16、17世紀に一般にナイフ、フォークが普及するまで食事の必需品でした。フランスの貴族でさえ15世紀くらいまでは、食事は手づかみだったのです。ですが、イタリアのメディチ家から来たカトリーヌ・ド・メディチが美食と食器などをフランスにもたらし、それからナイフとフォークを使うようになったといいます。

 

手づかみで食べていたら、当然手は汚れますから、フィンガーボールは貴族にとっても欠かせないアイテムだったことでしょう。その後、手を汚さない食事法、マナーが普及するようになっても、儀礼的にフィンガーボールがテーブルに置かれていることは多いです。

 

 

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